O邸 5 ヘッドボード

寝室  ヘッドボード

ヘッドボード  W3840D370H1200(2分割) イタヤカエデ 突板・ウレタン仕上げ


中央接合部断面(左パーツ)
正面から見て死角になる位置にLEDライトをワイド方向一杯に埋め込んだ。
木口の細長い溝に接合のためのガイドをセット、円い穴(6ヶ所)にジョイントボルトを通す。


舞台裏は至って簡素、収納も設けず、配線が通るのみ。

ピッタリ収まった。ホッとする瞬間。


駆体パイプスペースの点検口の為に小部屋を設けた。
側板の開口の奥が点検口、電源もコードもここに集中させた。


読書の為のLEDライト、リモコンで調光。


壁との隙間はフィラーで塞いだ。巾約20ミリ、隙間は一様では無いので微調整しながら収めた。

眠りは究極の憩い。
どんな場所でどの様に眠るかは生涯のテーマ。
このヘッドボードはデザインや仕様など、お客様から明確なイメージを頂いて製作した。

O邸造り付けのご紹介はこれでお終いです。

造作家具は、小規模なものでも、何年やっても、いつも緊張します。
その分、収めた後の喜びはひとしおです。
今回も新しい経験をいくつもさせて頂き、テンションも上がって、大いに勉強になりました。
ありがとうございました。