100年の径


3/16  宝の山を案内してもらいました。
ゲートから先はS社の社有林なので、許可が無いと入れません。
左はゲートの鍵を開けてくれたS社のHさん、右は紋別の生ける文化財M木材の社長S氏です。
いつかキチンとご紹介したいと思います。


山に入って間もなく、イタヤを発見。
早速車を降りて近づいてみると、結構な大木です。
太さ約45センチ、樹高18M、優に100年は超えています。
「こんな大木は滅多にありません」案内してくれたHさんのお話でした。
Hさんは木の肌を見るだけでこの山の全ての樹種を言い当てる事が出来ます。
ちなみに幹の太さは目の高さで計る「目視径」と胸の高さで計る「胸高径」があるそうです。
プロは胸の高さで計るそうですが・・身長差に対応出来ていません。
このイタヤはどっちで計っても同じでした。


ぐっと近づくと・・これが100年の径・・。

その後一時間程山を見て歩きましたが、これほど立派なイタヤは見かけませんでした。
多くは針葉樹で広葉樹は割合として少なく、中でもイタヤの木は稀でしかも20センチ以下
のまだ使えない大きさの物ばかりでした。

写真のイタヤは、まさにお宝です。

次回は丸太の直径の決め方をご紹介します。