悩ましい


これは旭川の原木市場で競り落としたイタヤカエデです。
今年は指定の山から切り出すだけでは一年分の生産量が足りませんでした。

木口に直に書かれた数字は丸太の長さと太さ。
中央縦書きの22は長さ2.2M、左下の横書き32は太さ32センチ。
白いチョークは3本と書いてあって、三本セットの意味です。
604は市場での登録番号、右の丸太とどっかにもう一本ある筈です。
白い紙の一番下に書いてある0.657は、丸太の体積が立法メートルで表してあります。

太さは木口の径の小さい方(根元から遠い方)の一番狭いところを計ります。
写真の丸太は縦方向(中心から左へ10度位傾けた辺り)が一番狭いように見えますが、
右斜め上の外皮がぐっと内側に入り込んでいるところはさらに狭いように見えます。
でも、どこまでが外皮なのでしょうね。
そして、どこを計ったのでしょう。
なかなか悩ましい。

・・今度聞いておきます。